2013年12月04日

聖蹟桜ヶ丘の商店会の今

聖蹟桜ヶ丘の商店会

先日、公の席で、地域の状況を話してくれとの依頼を受け、10分ばかり話をさせて頂きました。商業者の為にも伝えたいことが山ほどあり、文章にまとめました。商店街の概念、地域における意味については、僕がとても影響を受けた赤松良一様の引用があります。

 商店街に興味がない限り、あまり面白くない内容と思いますが、地域商業者の現状を現場からお伝えすることも意味があるのかなと思いまして…



商店街の概念

一定のエリア内で、住む人、働く人、交通の都合で集う人を対象に店舗設備を持ち、物品やサービスを提供する事業者の集まりと定義できます。



商店街の地域における意味

商店街は地域のポテンシャル、養分を基盤に咲いた精華であり、その花のうるおいがそこに住む人の今日的生きがい、幸福に、そしてあるときには生きがいにも寄与するものである。

このことは、各自治体が掲げている住みよく、豊かな地域社会づくりにも商業活動とそのベースである街づくりが極めて重要なものであることを示しています。



私の所属する「桜ヶ丘南口商店会」とは。
聖蹟桜ヶ丘駅の南側、さくら通り、明神橋通り、地蔵通りに広がる物販、飲食、サービス、金融、医療、教育等幅広い事業者の集まりです。加盟店は53店舗。

ほとんどのお店が、長い歴史と技術を持ち、半分商人、半分職人の半工半商の商店会といえます。
 私達にとって、地域社会の発展は共通の願い。『商店街は地域と共生し、地域によって生かされている。』このあたりまえの考えのもとに、聖蹟桜ヶ丘をすてきな街にしようと、みんなで仲良く力を合わせています。

私たちの活動

 

l  桜まつりの開催

l  街区の清掃活動

l  街路灯の維持・管理

23年度は84灯全てをLED化して、二酸化炭素排出量を削減しました。)

l  駐車問題懇談会への協力

l  歳末大抽選会の開催とイルミネーション設置

l  観蔵院の「除夜の鐘をつく会」に協力



『商店街』は、まちの顔として、暮らしのステージとして、大きな責務を担っていますが

駅ビルSC・郊外SC・通販・ネット業者と我々を取り巻く環境は厳しさを増しております。

私たちは、本物のプロとして仕事に取り組み、且つ、地域社会に奉仕することによって、いつの日か、「この地に住む喜びや誇りにも寄与できる商店会」にしようと頑張っています。



以上が公式な見解 以下が僕の考え



私たちは、何のため商店主となったのか

1、自分の為   自分らしく、この仕事を通して生き方を表現したい。日々の営業活動の中で、自分を高めたい。

2、消費者の為  ニーズに合った商品とサービスを受け入れられる価格で提供すること。

聖蹟桜ヶ丘にあってよかったと思われる、本物のプロの店となる

3、地域社会の為 地域社会に生かされている訳だから、公共の利益に資する活動に参加する。

(商店会に加盟したり、商工会議所に加盟して企業の社会性を担保します。)



南口商店会の活動とは

、簡単に言えば、マンションの管理組合と同一です。

占有部分が各店舗とすると共有部分の管理、清掃。(清掃デー、街路灯の維持管理、駐車問題)

そしてイベントの実施です。(桜まつり、歳末売出、除夜の鐘を突く会)

もしくは、会員店舗がプレーヤーだとすると、のびのびプレーができるようなグランド整備をしていると考えてもいいと思います。



その他の活性化事業

●主催ではありませんが、朝顔市、花火大会もあるときは、寄付金も警備清掃のお手伝いもあります。

●中央商店会が中心となってやっているせいせき街づくり会議では、耳を澄ませばの舞台となったせいせきをアピールしようと、懸命な努力が実を結び、各地から若者を中心にせいせきを訪れています。

●市と商工会議所が中心となった地域振興券の発行もたまにあります。



ほとんど活性化には効果は無いものと思います。

人は集まっても、集客できるお店がほとんどないのですから。

活性化とは、自分の店が繁盛すること、となりも、その隣も売れることを実感することです。



南口独自の売出し裏面の紙面企画

何が活性化になるか、切り口を変えてチャレンジしました。

    人間に興味がある→店主紹介を中心とした紙面

    一店逸品運動→その店でしか扱っていない商品の開発、広報

    店に興味がある→その店の個性を一言で表す

    商店会とは何か、地域に果たしている役割のPR

    商店会が地域の人々の生活のステージとして、いかにかかわっているかを、少女のストーリーを作ってPR


自分や自店の商品や個性、街の特徴と住民との関わりを考えることによって、自分と向かい合える機会を設けました。自分や自店の成長に不可欠であり、有効な企画と考えました。

街にどんなに集客があろうと、一つ一つの店に魅力がない限り、どんな活性化策も無駄と思い、加盟店の内面から成長すべきと7年間は切り口を変えながら頑張ってみましたわけですが、話題提供と会員相互の理解の深まりにとどまり、内面からの活性化はなされず、衰退に歯止めがかかりません。



商業者の歴史と現状

昭和40年代は小売店の黄金期(他の小売店との競争程度)

昭和50年代はスーパーの台頭(スーパー、百貨店との競争)

その後カテゴリーキラーのロードサイド特化専門店の台頭

酒、たばこ、米な販売の自由化

大店舗法改正により、商調協が機能しなくなり、大型店の営業時間、売り場面積等が完全自由化

(地域商業者との協調路線も消え、SCにとって、重要課題ではなくなりました。)

出店規制も甘くなり、郊外型ショッピングセンターの増殖。

更に、通販、ネット販売が加速度的に消費者の支持を集めています。

商店会は地域を大事にします

地元大型店も、少しは地域のことを考えます。

郊外ショッピングセンターの小売進駐軍はまず考えません。儲かるか否かです。撤退後がどうなろうと関係ないのです。でも、少しは協力させられます。

通販、ネット販売は地域社会への資金、労働コストを負担しません。



このように、幾重にも守られてきた商店は、すべてのガードが外され、群がる強敵の中に放たれた戦士であり、弱い者は、この市場から即退場という厳しさの中にいます。

ここ30年で地域における地元小売業のシェアは、20分の1以下に低下したと思います。



地域社会活動に参加せよ、資金を出せと言っても無理が来ています。

24時間、精一杯努力して、やっと自店の維持、成長できるかなといった状況での商店会活動は誠に負担となります。

数おおくの者が店を閉め、高齢化も否めず、役員のなり手もなく、仕方なく有志の数人が何年もやらされているといったのが現状でしょう。各店舗の繁栄が第一と、決して無理強いせずに商店会活動を手掛けてきました。いつかみんな商店会活動が自分にとっても有益なものと分かってもらえると思ってやってきましたが、もう無理です。

時代は変わりました。商店会会員は自らの店を光る店へと邁進することが何より重要です。

 

専念できる環境づくりに商店会活動は舵を切るべきです。



街づくりの担い手

最小限の地域のコミュニティの潤滑油としての役割は請け負っていくのは当然としても、

せいせき地域の付加価値創造は、せいせき周辺にある数多くの事業所を巻き込み連絡会議を作り、今日的な優秀な人材、公平な資金負担で事務局を立ち上げ、商店会は主役から脇役へと退く時だと考えています。



商店街の崩壊は、もうそこまで来ています。

商店街のない街ってさみしいですよね。

出会いや別れ、喜びも悲しみも、人生のステージにふさわしい街区を守り育てる。

最低限の役割を果たすためにどうしたらいいか、

それがいま、商店会に課せられた大きなテーマです。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



 


 


 



tommyhatsuyume at 23:54│ ★商店会活動 
■店舗案内■

本物のふとんだけを
    取り扱っていきたい。
睡眠は健康の源です。
眠りを大切にして下さるお客様の為、当店は素材と寝心地にこだわり、睡眠や寝具の勉強を怠らず、一人一人のお客様に最適なおふとんをお届けします。

店主 福島康雄
詳しくは【業務案内】へ!



営業時間:10時〜19時
定休日:水曜日
住所:〒206-0003
    多摩市東寺方1-8-39
TEL:042-374-4567
FAX:042-374-4567
■ギャラリー■
  • 2019秋冬「寝るが一番」
  • 2019秋冬「寝るが一番」
  • 台風19号
  • キャッシュレス還元事業
  • キャッシュレス還元事業
  • キャッシュレス還元事業