2014年10月12日

直輸入寝具

先日、イタリア製枕のチラシ全面広告がありました。

その枕について、僕は使ったことがないので何の評価もできませんが、今まで輸入品には結構痛い目に合っていますので経験をご紹介したいと思います。

ヨーロッパ直輸入品は、基本的にイメージが高く、価格はそこそこで、高機能が売りです。

・イタリアのP社のダウンコート、7万円代のもの、軽くておしゃれ(超軽量綿生地)、しかしダウンの吹き出しが尋常でない。同社は羽毛ふとんも作っており、当店で取り扱っていましたが、これは吹き出しはないものの、生産ロットごとに品質が恐ろしく違い、代理店はそれを修正できずとても商売にならないので取扱いをやめてしまいました。

・旧西ドイツのB社からの羽毛ふとん、当時の日本製に比べ、格段に高級感があり、羽毛先進国として信頼していましたが、臭いがきつい。たぶん湿度が高く狭い住居の日本だからおこる問題で、ドイツではそんなこと話題にもならないのかもしれないと思ったものです。

・旧西ドイツのD社の羽毛ふとん。当店ではそれまでの経験から採用しませんでしたが、お付き合いのある代理店でキャンペーンを張って拡販していました。全て1枚10万以上のものなのに羽毛の片寄りが発生し、その後かなりご苦労したようです。

・10数年でしたか、デンマーク製のウレタン枕、話題性があってつい採用したのですが、寒いときはカチカチに硬く、暑いときはグニャとやわらかくなりとても安定した機能を発揮できるとは思えず、すぐ中止しました。旧店舗で店自体が古く通気性がよく、温度・湿度とも自然環境に近く、それが災いしたのでしょう。年間安定した温度、湿度という環境なら、気持ちよく使用できるのかもしれませんが、一般家庭でその環境は稀ですよね。

・今も、日本の家具屋さんなど、寝具メーカー以外の会社が、ドイツのメーカーに生産委託したものでも、イロイロ問題が散見されます。キャンブリックのような超軽量側地を使うと、軽量で布団の嵩は出ますが、羽毛の吹き出しは多くなります。

「車やファッションの先進国のいいもの」=「日本にもいいもの」とは機能に限れば、必ずしもならないように思います。

お国柄が違うと、生活用品に対する感覚もずいぶん違うのでしょうね。

直輸入品の場合、その違いをあえて楽しむというおおらかさが必要と思いますよ。



tommyhatsuyume at 19:17│ ●よくある話 
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店主 福島康雄
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